「赤ちゃんポスト」に慎重論も 政府「子捨ての勧め」懸念
親が育てられない新生児を引き受ける「赤ちゃんポスト」を厚生労働省が事実上容認したことについて、政府内に23日「子捨ての勧めになりかねない」(政府高官)と懸念を示す声が上がるなど、慎重論が出始めた。ポストは熊本市の慈恵病院が設置を計画。柳沢伯夫厚労相は同日の閣議後会見で、設置自体に違法性はないものの病院側の慎重な運用が必要だとの見方を示した。 こういう"夢見がち"な方が国の施策をなさっているかと思うと、ありがたくて涙が出る。 『懸念』を示されたそうですが、その根拠はどこにあるんでしょうかね? こういう事を仰る方に是非お聞きしたい。 それではこういう所に来ることになる様な子供を現段階ではどこに連れて行けば看てくれるんでしょうか? 児童相談所は人手不足で全然仕事が回っていないでしょう。 それ以前に普通の人が児童相談所がどこに在るかすら判らないでしょうから。 だから、相談窓口にすら行けないと思いますよ。 よしんば相談できたとしても乳児院などはどこも定員オーバーに近い状況。 はて? 懸念を示された方にむしろ聴きたい。 「子捨ての勧めになりかねない」というけど、じゃぁそれを保護する施策はどうなってんですか? 病院が単独でなんとかがんばろうとしている事に対して、懸念をしめす。 まぁそれはそれで監督省庁などであればそういういう事もあるでしょう。 がだ、しかし。 それに対する対応策が無いのであれば、これほど無責任なコメントは無いんじゃないのか? こういう事を『厚顔無恥』とか『無策』とかいろんな言い方が出来るんだと思う。 細かい枝葉しか見ていないんではない。 単なる想像と責任回避の事しか考えていないから、こういうコメントが出てくるんだろうと思う。 本当に思っているのであれば、もっと具体的な施策を打たないといけないハズなんですけどね。 『産む機械の数は決まっているから』と宣ったのだから。 どういう形であれ、産まれた子供はしっかりと育てられる環境を整える。 それが現厚生大臣に与えられた職責だと思うんだけどね。
by jornlande
| 2007-02-23 21:58
| 日々の事
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